「男の子だから女の子だから」って言う子育てはもうやめませんか?
消えない性別のイメージ像
子供のころ母親や親せきのおじさんおばさんからよく
「〇〇は女の子なんだから」って言葉をよく言われたのをよく覚えています。
私は普通の女子だったんだけどこの「女の子なんだから」って言葉が嫌いでした。私には兄がいるのですが子供の頃はよく兄と遊んでいたのでお人形遊びやままごとまどの女の子の遊びが嫌いでした。
そのたびに「〇〇は女の子なんだからお人形遊びしなよ」って言われるのが子供ながら苦痛だったので今でもよく覚えています。
その言葉は小学生になっても言われました。
「女の子なんだからお手伝いしなさい」
「女の子なんだから女の子なんだから」って言われ続けてきたので今でもその言葉には敏感です。
それは大人になっても同じこと
女なんだから家事するのは当たり前。
女だったら当たり前なの?って思う私はひねくれものなのかもしれません。
生れてまだ2年や3年なんですよお母さん!!
話を元に戻すと、つい先日支援センターに遊びに行ったんですがその場で3歳の長女と同じ年の女の子がいて、その子のお母さんと話していたんですが
そのお母さんはこう言うのです。
「うちの子女の子なのに全然おままごととかに興味がなくて走ってばかりなんです」
私「へぇそうなんですか、でも全然気にしなくていいと思いますよ」
まだまだ根強く女の子だから、男のだからって意識しすぎている人って結構いますよね。
「男の子なのに人形遊びが好きなのって」言うママ友も
全然おかしいことじゃないのに固定概念に縛られて子育てしているのかなって思いました。現に長男だって女の子とよく遊ぶし、妹とよくごっと遊びやおままごと、人形遊びも一緒にします。長女だってトミカや車が好きだし男の子が好きな遊びも一緒にやります。
もう少し柔軟に物事考えてほしい。
男の子だから女の子だから そのルールはいらない
女の子がサッカーや野球を習いたいって言ったらダメって言うのでしょうか?
男の子がピアノやバレーを習いたいって言ったらダメって言うのでしょうか?
男のだからこれ、女の子だからこれって決めつけるのはおかしいことです。
男のだから、女の子だからじゃなくて子供が好きになったものがこれって思うこと大事だと思います。
少し前に長男が「青は男の色」「ピンクは女の色」って言ってたことがあったんです。
それを聞いたときに私はガッカリしました。誰かがそうやって教えたんですよね、
長男はピンクや赤やオレンジなどの色だと女が使う色で、青や緑、黒は男が使う色って分けていて、それは違うよって
確かにトイレの表記は青が男性で赤は女性で間違っていないけど、好きな色に男も女も関係ないですよね。
長男には「男の子でも赤やピンクが好きな子がいる、女の子でも青や紫、緑が好きな子がいるんだよ!!男のだから、女の子だからこれって決まっていないんだ。ピンクが好きな男の子もいるし、青が好きな女の子がいてもおかしくないよ」
って言ったら長男は理解してくれたようでそれからは言わなくなりました。
子供は親に言われて嫌だったことはよく覚えていると思います。
現に私も嫌なことは結構覚えている。
普段何気ない一言でも子供にとっては深く傷ついていたりするので
「男のだからそれ可笑しいよ」とか
「女の子なのにそんなことしないで」とか
子供にとっては興味を持った好きなことなのに否定されたらどんな気持ちになると思いますか?
性別のイメージを頭の中から追い払って子育てしてみましょう!!
「男のだから、女の子だから」ってできあがった自分の中のイメージを壊してしまいましょう!!!
私も両親に言われて育ったので今でも「女なんだから」って言われるのが本当に嫌です。そうならないようにするためにも子供のころぐらいは自由な感覚で子供を見守ってほしいと思います!!